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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2015年05月14日

わき水でコーヒーはいかが?



 京都市北区の世界遺産、上賀茂神社で9日、境内のわき水「神山(こうやま)湧水」で入れたコーヒーを無料で振る舞うイベントが開かれた。今年秋に42回目の式年遷宮を迎える同神社の記念事業の一環で、訪れた観光客らは緑を眺めながら温かいコーヒーを楽しんだ。

 イベントは日本の水に合う「ジャパニーズコーヒー」を提案している味の素ゼネラルフーヅ(東京都)との共同企画。軟水が多い日本の水の中でも、特にまろやかという神山湧水に合わせ、同社がコーヒー豆をブレンドした。京番茶をイメージした香ばしい味が特徴で、お茶請けとして配られた京銘菓の八ツ橋に合うよう、香りも「甘さ」にこだわったという。

 9日には、同神社の田中安比呂宮司のほか、門川大作京都市長らも訪れ、野だてを模した屋外の座席で味わった。愛知県豊橋市から家族3人で訪れたという清水富紀子さん(57)は、「まろやかでおいしい。コーヒーは毎日飲むが、自然の中でのんびり楽しむコーヒーは格別」と笑顔を浮かべた。

 イベントは10日も行われ、2日間で1622杯が振る舞われた。同神社では、式年遷宮が行われる10月まで、作庭家や銘木師による境内ツアーや、生け花や能の公演などが企画されており、その際にコーヒーも提供されるという。  


Posted by sara at 11:31Comments(0)